企画展 2F 丸木スマ展 -樹・花・生きものを謳う-

2008.7.5 [土] - 8.31 [日]

丸木スマ(1875-1956)は、70歳をこえてから絵を描きはじめ、81歳で亡くなるまでの間に700点以上もの作品を残したおばあちゃんです。気骨のある働き者でしたが、《原爆の図》で知られる長男の丸木位里と俊夫妻にすすめられて初めて絵筆をとり、元気よく育った木々や草花、可愛がっていた犬や猫、とりたての野菜、山里を行き交う鳥や虫たちなど、日々の暮らしで親しんだ生命あるものの姿をいきいきととらえました。
天衣無縫で色彩豊かな作風は、女流画家協会展や日本美術院展でもみとめられ、作品にあふれるのびやかな優しさは、今でも多くの人に親しまれています。
この展覧会では、原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)の収蔵作品を中心に、約100点の作品によって丸木スマの魅力をご紹介いたします。
また、スマと共通する主題で制作する現代の美術家、安藤栄作、かわしまよう子、須田悦弘の作品もあわせて展示します。自然界の小さな生命に目を向ける三人の作家は、丸木スマとつながる世界観をもっています。

会期

2008.7.5 [土] - 8.31 [日]

休館日

月曜日(7月21日は開館)

開館時間

10:00~17:30  (入場は閉館の30分前まで)

観覧料

一般800円(640円)、大高生640円(520円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。

主催

埼玉県立近代美術館、原爆の図丸木美術館

助成

財団法人地域創造、芸術文化振興基金

協力

JR東日本大宮支社

丸木スマ《やさい》1953年 原爆の図丸木美術館蔵

丸木スマ《母猫》1951年 原爆の図丸木美術館蔵

丸木スマ《おんどりめんどり》1955年 原爆の図丸木美術館蔵

かわしまよう子《あしもとの花 タンポポ》 2000年 写真 作者蔵

須田悦弘《雑草》 2008年 木に彩色 (C)Yoshihiro Suda/Courtesy of Gallery Koyanagi